ひつじさんぽ

30代夫婦のシドニー暮らし × 留学・英語 × ワイン

30代夫の社会人私費留学でかかったお金をまとめました

f:id:Cozy28:20200824005451j:plain

 

夫の留学でかかったお金を項目ごとにまとめてみました。夫は勤めていた会社を退職し、自分たちのお金で留学をしました。

 

hitsuji-cozy.hatenablog.com

 

改めて整理してみてそれはもう驚きの金額でしたが、社会人留学を目指すどなたかの勇気になれば幸いです。

※金額は2016年5月頃のものです。

 

 

社会人留学の費用内訳

留学出発前の初期費用

出発前に日本で支払った主な項目です。大学院入学前に語学学校に通ったため、その費用もかなりかかっています。

  • 語学学校学費 約66万円
  • 海外留学生保険(OSHC)2年半分 約13万円(加入が義務づけられています)
  • ホームステイ1か月分 約11万円
  • 学生ビザ申請費 約8万円
  • 片道航空券(カンタス航空) 約9万円

驚愕の、計107万円です。

 

大学院の学費

1ターム3か月ごとに約60万円の学費を支払いました。2年間のうち6か月間はインターンシップで、その期間は支払う必要がありません。

よって学費は、60万円×6ターム分=約360万円

 

その他

その他かかった大きな出費をまとめておきます。

  • ノートパソコン 約13万円
  • 身の回り品を送るEMS代(国際スピード郵便) 約3万円
  • 仕送り金 約60万円

学業をしながらアルバイトで生活ができるまで、計60万円の仕送りをしていたようです。教科書なんかも高かったので。

 

合計金額

542万円

眩暈がし、心臓がバクバクしてきました。もちろんこの他にも細かい出費はありましたし、留学中には一時帰国をしたり、私がシドニーを訪ねたり、そんなお金もかかりました。

 

この金額を見て思うこと

改めて見ると一瞬怖くなります。留学期間、私は日本で働きながらひとり暮らしをしていましたが、特別お給料のいい仕事だったわけではなく、自分の暮らしと少しの貯金で精一杯でした。

もし日本でそのまま暮らしていたら、いい車が買えていたかも、自分たちのおうちを持てていたかも。もし夫が辞めずに仕事をしていたら、昇進もしてお給料もあがっていたかも。もし…を考え出すと止まりません。

でも、この海外生活を経験し、自分が本当に学びたいことをどっぷり勉強できたこの期間は、何にも代えがたいことだと夫は言います。また、私たちのお金を使う価値観が「ものを買う、所有する幸せ」よりも「体験による幸せ」に確実に変化しています。そういった意味では、こういう生き方もあってもいいのかな、と思っています。

価値観は人それぞれ。これからも自分たちが心豊かに暮らせるような、お金の使い方をしていきたいです。

 

hitsuji-cozy.hatenablog.com
hitsuji-cozy.hatenablog.com

 

 

f:id:Cozy28:20200408112311j:plain