オーストラリアで使っている酸素系漂白剤のお話です。日本ではお掃除をする時、酸素系漂白剤や、セスキ炭酸ソーダ、エタノールなどを使ったナチュラルクリーニングを実践していました。成分が優しいけれどよく落ち、無臭で、経済的だったからです。
オーストラリアでは情報収集不足でなかなか実践できずにいましたが、酸素系漂白剤だけは欲しい、と思い使っているのがこちらのヴァニッシュ Vanishです。
Vanish: Market Leading Stain Remover | Stain Removal | Vanish AU
いかにも外国の洗剤、という感じのショッキングピンク。あまりの存在感なので見えないところにしまっています。
- 漂白剤は塩素系と酸素系がある
- ヴァニッシュ Vanish が酸素系漂白剤で間違いないのか
- ヴァニッシュ Vanishの主な使い道は洗濯槽の掃除
- ヴァニッシュ Vanishの他の使い方
- スーパーの半額セール時の購入がおすすめ
漂白剤は塩素系と酸素系がある
◆塩素系漂白剤 chlorine bleach
ツーンとした匂いで、漂白力がかなり強く洗濯で使う場合は白いものにしか使えません。
◆酸素系漂白剤 oxygen bleach
漂白力が穏やかで色柄物にも使えます。
洗浄力は塩素系の方が上ですが、匂いが苦手なのと、塩素系漂白剤を間違って服につけて脱色させてしまったことがあるので、ここ数年は酸素系しか使っていません。
ヴァニッシュ Vanish が酸素系漂白剤で間違いないのか
容器には、「CONTAINS : SODIUM PERCARBONATE 330g / kg」=「1kg中330gの過炭酸ナトリウムを含む」との表記があります。過炭酸ナトリウム100%ではないようですが、その他の成分表記は見つけられませんでした。(日本で買っていた酸素系漂白剤は過炭酸ナトリウム100%でした。)
色柄物にも使えるとのことなので、酸素系漂白剤として使うことにしました。私にとって残念なのは、少し「いい匂い」がすること。台所のふきんなどにもつかっているので無臭がよかったです。
ヴァニッシュ Vanishの主な使い道は洗濯槽の掃除
引っ越して来てすぐに酸素系漂白剤が欲しいと思った理由は、洗濯槽を掃除に使いたかったことです。下記の手順で3か月に一度くらい行っています。
掃除の手順 ※縦型洗濯機用です
- 洗濯機のごみ取りネットを外す
- 酸素系漂白剤を800g~900g入れ、ノーマルモードで高水位までお湯を溜める(水位が上まであがらなければ、洗濯機を一度止めてバケツでお湯を加える)
- お湯が溜まり洗濯機が回り始めて少ししたら洗濯機を止める
- 一晩そのまま放置する
- 大きなカスがあればすくっておく
- ごみ取りネットを付け、そのまま洗濯機を回し、すすぎ→脱水をする
- ごみ取りネットを洗い、洗濯槽に残ったカスを拭きとる
- もう一度すすぎを行う
日本では結構な量の汚れカスが浮き出てきたのですが、オーストラリアの洗濯機はそこまでにはなりませんでした。つけ置きした後の水が灰色に濁るので汚れは落ちているはず。この方法で洗濯機掃除をしてから、洗濯物や洗濯槽の匂いが気になったことはなく、洗濯物にカスがついたりすることもありません。
ヴァニッシュ Vanishの他の使い方
※基本的には洗濯用品として販売されていますので、キッチン用品への使用は気になる方はお控えください。
ふきんやランチョンマットのつけ置き洗い
夜ごはんの片付けの最後に、洗い桶に40度位のお湯でヴァニッシュを溶かし、ふきんやランチョンマットを一晩つけ置きし、翌朝すすいで干します。
急須やカップ、マイボトルの茶渋汚れ落とし
きれいにしたシンクにお湯を溜めてヴァニッシュを溶かし、急須やマグカップなどをつけておくと、こすらなくても落ちています。
※手につくとヌルっとすることがあるので、使用の際はゴム手袋の着用をおすすめします。
スーパーの半額セール時の購入がおすすめ
私は毎日使うので2.7kgのバケツタイプを購入していますが、900gの小さめボトルもあります。バケツタイプは28ドルと高いので、半額セールを見逃さず購入しています。
今はレクトリックウォッシングソーダも取り入れて、かさばるプラ容器のVanishの使用は極力減らしていますが、やはり心強いVanishですね。