ひつじさんぽ

30代夫婦のシドニー暮らし × 留学・英語 × ワイン

香水が苦手だった私が衝動買いした香水は「 Aesop イソップ の Tasit タシット」

日本にいる時から大好きなブランド、イソップ。シドニーでは街中にイソップのお店があり、ついつい寄ってしまいます。先日、イソップで香水を衝動買いしてしまいました。

 

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自分の香水の香りに酔ってしまった昔の私

おしゃれに目覚めたお年頃女子だった20年前、あるブランドの香水が欲しくなり、海外旅行に行く両親に頼んで買ってきてもらいました。初めての香水がとても嬉しくて毎日眺め、お出かけの時につけてみるのですが、しばらくすると気持ち悪くなってしまいました。

何度か試してもやっぱりダメで、その後香水はお部屋の置き飾りに。人がつけているのは大丈夫なのですが、香水はもちろん、柔軟剤やシャンプーなど香りの強いものを自分では使わなくなっていきました。

 

イソップのトゥースペーストが入っていた布袋の香り

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一時帰国を予定していたため、友達へのお土産に歯磨き粉を買いに行きました。日本でも販売されているけれど、こちらでは少し安くで買えるのでお土産にいいかなと思ったのです。(1本15ドル)ワサビフレーバーの歯磨き粉、私は大好きです。

 

 
 
その日歯磨き粉を2本買い、そのままベッドルームに置きました。寝る前にうだうだしているとどこかから癒されるいい香りが。
イソップの布袋に吹きかけられた香りだったのです。「あー幸せ」「あーいい匂い」「これ絶対にほしい」と言いながら眠りにつき、次の日また同じお店に行きました。
 

ついに手に入れた幸せの香りの名はTasit タシット

店員さんに事情を話し、昨日吹きかけられた香りのもとを教えて欲しいと言ったところ、2種類の可能性があるとサンプルを出してくださいました。「ローズ オードパルファム」「タシット オードパルファム」という2種類でした。

ローズは、バラの甘い香りでなくスパイシーで野性的な印象がありました。このローズもいい感じだけれど、こちらじゃない。その後、タシットを香ると…また幸せが訪れました。グリーンと柑橘系の爽やかさ、少しスパイシーで頭と心がすーっとクリアになるような香りです。「絶対これだ!!」とお財布を握りしめて値段を聞くと、130ドルでした。私にとってはなかなかの高級品。

何かルームフレグランスのような感じでこの香りを楽しめるもの、要は130ドルより安くこの香りが楽しめたらいいなぁと聞いてみるものの思うような商品が見つからず、買ってしまいました。普段物欲のない私ですが、これはどうしても手に入れたかったのです。

 

 

この香水は夫と共有にしています。「イソップのフレグランスにジェンダーの境界はありません」とのこと、素敵です。

 

なぜこれほどタシットの香りに魅了されたのか

この「タシット オードパルファム」は香りの主成分がユズでした。柑橘系の香りがユズだとすぐに気づかなかったのですが、遺伝子レベルでユズの香りに癒しを感じていたのかもしれません。同じく大好きなトゥースペーストはワサビの香りですし。

まさか私が香水を持つことになるなんて本当に驚いてますが、これから長い間使い続けるんじゃないかと思います。自分の定番やお気に入りが決まっていくのがとても嬉しいです。