ひつじさんぽ

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オーストラリアのお洗濯事情あれこれ ベランダに洗濯物が干せない?

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シドニーに暮らし始めた頃、洗濯の仕方についてたくさん悩みました。一番悩んだ洗濯物の干し方を始め、洗濯にまつわる色々をまとめてみました。

 

 

知らなかった!洗濯を外に干す時のルール

私のアパートは洗濯乾燥機もついているのですが、時々しか使いません。バスルームが湿気でびしょびしょになるのが嫌なのと、電気代が高そうであまり使いたくないからです。それにできるだけ太陽の光の下で乾かしたいです。 

ただ、ベランダがとても小さく、洗濯物を干すのも一苦労。そこで考えたのは物干し竿のようなものを作ることでした。物干し竿はないのでIKEAでハンガーラックを買いその下に重しをつけてベランダに固定し、日本でしていたようにピンチハンガーにいろいろ挟んで干そうと思っていました。

数日その方法を試してみたものの、ご近所のベランダを見ていると違和感を感じます。

  • なんでみんな洗濯物をベランダに干してないんだろう?
  • もしかして外に干しちゃいけないとか…? 

少し調べてみると、洗濯物を干してはいけないエリアが存在することが分かりました。理由は、景観を損ねるから、だとか。急いで不動産屋さんの書類を読むと、干すことはできるけれどバルコニーの手すりより高い場所に干してはいけないと書かれていました。私の考えた方法はアウトです。

そこでやっぱりよくあるこのタイプの洗濯干しをK-MARTで買いました。なんでオーストラリアの洗濯干しはこのタイプなんだろうと不思議でしたが、高さなどの色々な規制があるからなのかと納得。

 

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後日、不動産屋さんがおうちをきれいに使っているかチェックしに来る日があったので、あえて洗濯をベランダに干しておきました。もしダメなら注意を受けるだろうと思いましたが、ベランダを見ても何も言わなかったのでホッとしました。

地域差もありますし、広い裏庭でバサバサと風に泳がせて洗濯物を干している家庭も見かけます。私の住む場所は外で干している家もあまり見かけませんが、光熱費を抑えるためにも我が家いつも外干しです。

 

その他の洗濯にまつわること

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アパートの洗濯機について

シェアハウスに住む場合、洗濯機はもちろん他の住人と共有になりますが、シェアハウスでなくても自分の部屋に洗濯機を置けない物件もあります。一つ内見に行った所は部屋内に洗濯機を置ける排水設備がなく、他の人と共有の洗濯機が外置き、しかも1回2ドルかかりました。

なので、アパートを選ぶ際は自分専用の洗濯機があるか置けることが条件の一つでした。私のアパートは部屋に洗濯機と乾燥機が備え付けられていたのですが、それがとても綺麗とは言えず…まずは洗濯槽の掃除から始まりました。

 

洗濯槽の掃除

オーストラリアの酸素系漂白剤 Vanish ヴァニッシュは洗濯槽の掃除におすすめというこちらの記事に書いていますが、3か月に一度くらい行っています。 衣類をきれいにする洗濯機だから、それ自体もいつもきれいにしていたいです。

 

洗濯機の表示

私の洗濯機の表示はこのようになっています。

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日本の洗濯機も温水洗濯機能がついているものもありますが、オーストラリアの洗濯機はノーマルモード(Regular Wash)が温水洗濯です。

  • 古い洗濯機なので電気代やガス代が高かったら困る…
  • Cold Washモードでは汚れが落ちないから温水洗濯がノーマルなのか?
  • 海外の洗濯機はただでさえ洗浄力が強いと聞くのにお湯で洗って大丈夫なのか?

と色々考えましたが、Cold Washモードで洗い続けています。泥汚れなどがない大人二人の洗濯物なら全く問題ないです。日本からお気に入りタオルの新品を持ってきたのですが、日本で使っていた時より傷みが早いので洗浄力は結構強いのだと思います。

ウールセーターなどを洗うときは、Woollensコースを使います。Delicatesコースとの違いは、水の量がDelicatesコースの方が多いことで、洗濯時間などは変わっていない様子でした。

 

洗濯洗剤について

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洗剤は日本のようにかなりたくさんの種類があります。ただ、目が飛び出るほど高いです。アタックは2kgで定価が20ドル(約1,400円)。半額セールの時に買いましたが、それでも約700円です。

現在はソープナッツやウォッシングソーダを使い、エコな洗濯を心がけています。

 

hitsuji-cozy.hatenablog.com

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水を大切に

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雨の少ないオーストラリアは水不足に悩まされることもあり、水は貴重な資源です。日本の感覚で洗濯は毎日したいところですが、2~3日に一度に留めています。ホームステイなどでは週一回と決められていることもあるようです。

違いに戸惑うこともたくさんありますが、住む国のルールとマナーを守り気持ちよく暮らしていけるように心がけています。