一日1~2杯のコーヒーが欠かせない毎日です。日本ではペーパードリップをしていましたが、シドニーの今の家は玄関出て20秒でカフェなので自宅ではインスタントで済ませていました。最近フレンチプレスと手動グラインダーを手に入れて、美味しいブラックコーヒー生活を始めることができました。
- フレンチプレスを始めた
- コーヒー豆を挽きたい!グラインダーを探す
- シドニーのカフェにポツリと置いてあったポーレックスのコーヒーミル
- ポーレックスコーヒーミル、もう手放せない!
- ゴミを減らす生活を心がけて、このコーヒースタイルはとても良い
フレンチプレスを始めた
ある日いただきものでボダムのフレンチプレスが我が家にやってきました。今までやったことのなかった新しいコーヒーの淹れ方を私はすぐに気に入りました。エスプレッソマシンのように場所をとらずコンパクト、そしてペーパードリップのように毎回ペーパーのゴミが出ないのがお気に入りの理由です。
コーヒー豆を挽きたい!グラインダーを探す
フレンチプレスを手に入れてしばらくは市販のコーヒー粉を購入していました。パッケージにはフレンチプレス向きと書いてあるのですが、どうにも粉が細かいようでカップの底に粉がたくさん残ってしまうのです。そのうちに「フレンチプレス用に自分で豆を挽きたい!」と思うようになり、コーヒー豆グラインダーを探す日々が始まりました。
条件は、手動であること。自分でガリガリとやってみたかったのと、電動グラインダーは本体の大きさや音の大きさが気になったからです。
ネットショップも見つつ、シティのデパートやキッチン雑貨ショップなどを探せど探せど見つからず。やはり主流は電動のようで、マニュアルのものは置いていません。
デパートの優しい店員さんが「あそこならあるかもしれない」と教えてくれたのが、ストランドアーケードのとあるカフェでした。その足で行ってみたカフェはもう閉店していたのですが、入口の窓から覗くと確かに手動のグラインダーが置いてありました。しかも日本語で「ポーレックス」と書かれています。
シドニーのカフェにポツリと置いてあったポーレックスのコーヒーミル
家に帰って調べ始めたら、このポーレックス コーヒーミルが猛烈に欲しくなりました。無駄のないコンパクトなフォルム、日本の技術が詰め込まれた高い機能性、そしてメンテナンスをしながら末永く使えそうな持続性に物凄く惹かれました。
日本円で6,930円、オーストラリアドルで105ドル。割高なのが少し悔しかったけれど、完全に心を奪われたので後日またカフェを訪れて手に入れました。
⇩ストランドアーケードでいつも行列ができている人気カフェで買いました。オンラインショップもあります。
ポーレックスコーヒーミル、もう手放せない!
初めて手に入れたコーヒーミル。早速使ってみたら、軽やかな挽き心地に驚きました。電動グラインダーはあんなにも音が大きいのだから、コーヒー豆を挽くのはさぞかし重くて硬いのだろうと思っていたので拍子抜け。コーヒー一杯分、10gの豆は60回ほどのグルグルで挽き終わりました。
音はゴロゴロゴロゴロと心地よく、そして挽いている最中の香りがもう最高。手にも収まりがよく、滑ったりすることもありません。
豆の粒度はこのネジを回すことで調節できます。一番閉めた状態からカチカチと戻すと、歯と歯の間に隙間が開いてきます。フレンチプレス用推奨の中~中粗挽きにするため、14回カチカチするとこの位の荒さのコーヒー粉が出来上がり。(もう少し細かくてもいいのかな?)
ポーレックスコーヒーミルと一緒に買ってきたカフェの煎りたての豆も良かったのか、しみじみと唸るほど美味しいコーヒーを楽しむことができました。ペーパードリップよりもしっかり濃厚で深みを感じます。
ポーレックスのコーヒーミルはこんなにバラバラに分解できて、丸洗い可能。さらに部品の販売もされているので、メンテナンスがしやすいです。(部品のみ購入はこちらから要問い合わせだそうです⇒お問い合わせ・アクセス | JAPAN PORLEX ジャパンポーレックス)
部品の一つに刻まれたKagoshima, Japanの文字が誇らしいですね。
ゴミを減らす生活を心がけて、このコーヒースタイルはとても良い
使い捨てやゴミを減らしたいと思っているので、コーヒーミル+フレンチプレスという今のコーヒー生活はとても気持ちがいいです。コーヒーも妥協することなく最高に美味しいですし。
飲み終わった粉は茶漉しで集めています。コーヒー豆は消臭効果が高いそうなので、そのままキッチンの隅に置いてみたり、ゴミ箱にあえてそのまま捨ててみたり。(でもゴミ捨ての時にゴミ袋破けたら大変なことになりそうです。)
今のところ家でコンポストができていないので、なにか上手く二次活用ができればと思っています。あとは量り売りや容器持ち込み可のコーヒー豆屋さんを見つけられたら完璧です。これから探ってみます。
本当に買って良かった素敵なコーヒーミル、大切に使います!
⇩レギュラーサイズは3人分のコーヒー豆を挽くことができます。
⇩ミニサイズは2人分。とてもコンパクトなのでアウトドアで使う方もいるそうです。