オーストラリアの首都は、シドニーとメルボルンの間に位置する「キャンベラ」です。誰に聞いても「キャンベラには何もない」という答えが返ってくるのですが、ハイアット ホテル キャンベラ ア パーク ハイアット ホテルにどうしても泊まりたかった私たちは1泊2日で行ってきました。
たしかに派手な観光スポットがあるわけではなかったですが、穏やかでゆっくりとした時間を過ごすことができ、一度は行ってみて本当に良かったと思っています。
- 美術館や博物館が好き
- オーストラリアの歴史に興味がある
- 予定を詰め込みすぎずのんびりとした旅にしたい
という方には特におすすめのキャンベラ旅行です。
私たちはシドニーから電車の旅を選びました。
歩いて回れるキャンベラのおすすめコース
マヌカ・テラス 買い物があればここで
7:00AMにセントラル駅を出発し、11:00AMキャンベラ駅に到着。まずはランチをしようとマップを開き、Manuka Terraceというエリアまで徒歩で移動することにしました。
20分程歩くと、たくさんのカフェやスーパーマーケットのコールス、ボトルショップなどのある商店街に到着。そこで一番人気のあったカフェでランチをし、コールスで少しおやつを買い、ボトルショップでワインを買って、Uberでホテルまで移動しました。
ホテルにチェックインし荷物を置いて一息ついてから、身軽になり散歩に出かけました。
オーストラリア連邦議会
[公式HP] Parliament of Australia
スタイリッシュで、左右対称のデザインが美しい国会議事堂。
中も隅々まで自由に見学ができます。内装やデザインを見るだけでも大変興味深かったです。
全議員の写真や経歴が書かれたボードがあったのですが、下院は女性議員がほぼ5割。(2018年43.7%だったそう)そして議員のバックグラウンドも様々で、オーストラリアらしいなと思いました。
旧国会議事堂はこちらです。
ザ・マッカーサー・ローズ・ガーデン
ホテルに戻る途中、不思議の国のアリスに出てきそうなローズガーデンを発見。かわいいバラの写真を撮りながら園内を練り歩き、1日目は議会見学とお散歩で終わってしまいました。
翌朝はのんびり朝寝坊し、ゆっくり朝食を食べチェックアウトした後、ホテルに荷物を預けて帰りの時間まで4か所の美術館や博物館を見学しました。
オーストラリア国立美術館
[公式HP] National Gallery of Australia
大きな美術館で、無料展示だけでもかなり見ごたえがあります。アボリジニ―の文化を学べる作品や現代アートのような一風変わった作品など、多岐に渡って展示されていました。中でも印象的だったのが、中国の芸術家のこの作品。
一列に並ぶ西洋の伝統的な彫刻を正面から見ると千手観音のようなシルエットになり、東西の文化や芸術の融合を表しているのだそう。
ナショナル・ポートレート・ギャラリー
[公式HP] https://www.portrait.gov.au//
肖像画や肖像写真にフォーカスした美術館です。こじんまりとしていて30分ほどで見終わります。
国立科学技術センター
[公式HP] Questacon - The National Science and Technology Centre |
楽しそうだったので、入場券を買いたっぷり時間を取って楽しみました。このセンターは、1988年にオーストラリアと日本の共同事業として建てられたそうで、外には両国の国旗が掲げられていました。
施設内には、自分の身体を動かしながら科学を学べるアトラクションがたくさん。小学生以上のお子様にはとても楽しく勉強になる施設だと思います。私たちはいい大人ですが、遊びに来ていた他の子どもたちと一緒になってめいっぱい楽しみました。
オーストラリア国立図書館
[公式HP] National Library of Australia
ここは、オーストラリアで日本の蔵書が最も充実している図書館とのこと、とても楽しみに訪れました。帰りの時間を気にしながら、しばしの読書タイム(と言ってもしばらく見ていなかった雑誌ばかり)を楽しみました。
この後ホテルに戻り荷物をピックアップして、5:08PMキャンベラ発の電車で帰路に着きました。途中カフェで休憩しながら、4つの施設をまわった所要時間は約5時間。それぞれの館におしゃれなカフェやギフトショップが併設されていました。
まとめ
オーストラリア国内にはたくさんの魅力的な旅行先がある中、どうしても優先順位は低いかなと考えていましたが、行ってみて本当に良かったです。のんびりゆったり、文化的な旅もたまにはいいものです。