バランガルーに高くそびえたつタワーホテル、クラウン・シドニー。ホテル内の日本食レストランNOBUに行きました。
私は何よりも大大大好きなイカのお寿司を食べられたことが心底嬉しかった!そんなレポートです。
Crown Sydney
クラウン・シドニーは2020年大晦日にグランドオープンしたカジノホテル。オーストラリアに来るまでクラウンのことは知らなかったのですが、1994年にメルボルンで開業した南半球最大のカジノリゾートなのだそうです。
ホテル内には10以上のレストランやスパがあり、通常客室の他にレジデンス棟もあります。カジノは開業準備中の様子。
近頃タワーは毎晩キラキラと輝いて好稼働であることを伺わせ、かなり流行っているんだなぁと遠い目で見ています。
とにかくイカのお寿司が食べたい
友人の一人がそんな最新スポットでのディナーに引きこもり夫婦を誘ってくれました。
早速ウェブサイトでメニューを見るとSUSHIの欄に「squid $5」の表記を見つけ大興奮!私はイカが大好物で、日本ではお寿司屋さんに行くと「マグロと、イカください。」「ウニとホタテと、イカください。」のように、オーダーには毎回必ずイカを混ぜ込ませます。
シドニーでは、寿司といえばサーモンかキングフィッシュ(しかも炙りで何かソースがかかっていて大抵はわさびが入っていない)がほとんどで、普段でも行けるようなカジュアルな寿司店でイカを見ることはないのです。
知り合いのシェフ数名に聞いてみると、
- イカは手間がかかる割に人気がないから出しているところは少ない。(日本人はイカ好きが多いが、世界ではあんまり人気がないらしい。)
- 産地や鮮度が良くないことが多いから、食べるならきちんとした少し高級なお店で。事前に電話して聞いてみるといい。
とのこと。OMAKASEの一品にイカを出しているお店はあると思うのですが、単品売りはたしかに見たことありません。
そんな訳で、嬉しさのあまり友達にも「私はイカの寿司が大大大好きなの!シドニーではね、イカのお寿司がなかなか食べられないから今夜はたくさん注文するから!」と捲し立て、「へ、へ〜…」と苦笑いの中ディナーがスタートしました。
2年ぶり、念願のイカのお寿司は…?
うひゃ〜!! 幸せの極みでした。お行儀悪いと思いながらも、友人たちのオーダーにまぎれてイカを6カン注文し独り占め。(本当はその倍食べたかった。)
つるりと真っ白な愛おしいフォルム、ねっとりミルキーなイカ、きちんと効いたワサビ、完璧な固さに作られた酢飯のコンビネーション。嗚呼、最高。新潟・北雪酒造の純米酒と共に、美味しさを噛みしめました。
忘れられないので次の予約すぐ入れます。
独創的なお料理の数々を堪能
もちろんイカのお寿司以外のお料理もとても美味しかったです。
カクテルで乾杯!Oh my KAMIというカクテル、「KAMIってなに⁉︎」と聞いてきた女の子達にウケてました。
シグネチャーのキングフィッシュハラペーニョなど、前菜いろいろ。
たくさんのwow!があるお料理で楽しいディナータイムでした。
普段使いにはほど遠い特別なレストランですが、必ずまた行きたいです。
次はイカのお寿司を10カン食べる!