ひつじさんぽ

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オーストラリアで日本の書籍を読むには?買って良かったキンドルペーパーホワイト

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趣味は読書です、と言えるほどではありませんが、本を読むのが好きです。日本から持ってきた初代Koboが壊れてしまい、どうにも我慢ができずキンドルペーパーホワイトを買いました。電子書籍リーダーにまつわるあれこれを書いてみました。

 

海外で電子書籍端末を使う問題

シドニー電気屋さんでもKoboKindleなどの電子書籍端末は販売されています。しかし少し調べてみると、海外で購入した端末では日本語の本が読めないことが判明。また、Kindleに関しては日本で購入した場合でも、Amazonで本を購入する時に海外から手続きをしていることが分かると数冊で購入制限がかかってしまうということが分かりました。(Kobo利用時は特に制限はかかりませんでした。) 

このような弊害をクリアするため、家族の協力のもと端末は日本から送ってもらい、VPNを契約しそれを通して電子書籍を購入することに。

そしてこのVPNというシステムがよく分からなかった私は、「怪しい…非合法ではないのか…」と疑いなかなか始めることができなかったのですが、どうやら違法ではないようです。

 

 

VPNとは

VPNは正式にはVirtual Private Networkの略語で、セキュリティ強化のために使うことが多いそうです。

しかし海外在住者がVPNを使う理由は、日本国内からしかアクセスできないサービスやサイトの閲覧のためがほとんど。VPNを通してインターネットをつなぐことにより、IPアドレスが日本のものに書き換わり、日本からアクセスしていることにできるのです。

色々調べてはみたものの違いはよく分からず、夫が以前一度使ったことがあるインターリンクという会社のVPNを使うことにしました。特別値段が安いとかそういうわけではありませんが、2か月無料だったのと、ウェブサイトには活用事例として「海外から日本国内に限定されたコンテンツを閲覧する」と大々的に書いてあったので安心して契約。

 

こんな広告もあるし、安全なはず。本当に2か月無料でした。

  

KoboではなくKindleにした理由

私が電子書籍端末にKoboではなくKindleを選んだ理由は、Koboを海外で使う時にはセットアップを国内で済ませなければいけないという点が難しかったことと、Kindle Unlimitedを試してみたかったことです。Kobo海外利用に関してはこちら⇒【Kobo】ヘルプ - 日本と海外のKoboについて

以前から楽天ユーザーなのでKoboの方が良かったのですが、せっかく送ってもらった端末がこちらで使えなければ意味がないと思い断念。また、読み放題がかなり魅力的に見えたので、Kindleに決めました。

Kindle端末が届いてからは通常通りに立ち上げて、VPN接続をしたパソコンやスマホamazon.co.jpから電子書籍を購入し、Kindle端末を同期して読書をしています。(Kindle端末をVPN接続することは不可能。書籍購入時の端末がVPN接続されていればOKなようです。)いまのところ冊数制限はかかっていません。

 

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色々悩んだ挙句、端末はKindle Paperwhiteの8GB広告付きブラックにしました。13,980円です。

広告は待機画面やホーム画面下に出てきますが、広告なしを使ったことがないので不便とも感じませんし、2,000円安い方が魅力でした。

容量は8GBと32GBがありますが、小説なら1200冊以上入るそうです。雑誌や漫画に使う場合は32GBが良いです。

 

2022年2月時点、1000円値上がりして8GB広告付きが14,980円、8GB広告なしが16,980円でした。

 

Koboだったらこれにしただろうと思います。 

 

Kindle Unlimitedも試してみました

Kindle Unlimitedは2か月で299円というお試しプランに加入。(現在は30日間無料プランだけみたいです。)久しぶりに見る雑誌や面白そうな実用書など、最初はとってもわくわくしました。でも私みたいな遅読(?)な人には向いてないと思いますし、全ての本がUnlimitedなわけではないので、自分の読みたいリストから一冊ずつ購入していく方が今の私には合っています。

雑誌や漫画が好きな人(要タブレットだと思いますが)、何でもたくさん読みたい人、月に3冊以上読む人には向いていると思います。Kindle Unlimited 30日間無料なので、一度は試してみると楽しいです。

 

電子書籍は、寝っ転がって読んでも重たくないし、暗い所でも読めるけど眩しくないし、お風呂にも持ち込めるし、何よりこうして海外にいても日本の本が買えて置場や持ち運びに困らないので、私にとってはやっぱり必須アイテムです。

海外で使うにはややこしいこともありますが、また購入して本当に良かったと思っています。

 

紙の本の購入は紀伊國屋さんが最高!

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