ひつじさんぽ

30代夫婦のシドニー暮らし × 留学・英語 × ワイン

フェリーとUberで引っ越し完了!シドニー市内の近距離引っ越しの思い出

先日、3年間暮らしたシドニーのアパートメントから近距離引っ越しを行いました。車を持たない我が家の、自力引っ越しの思い出です。物が少ないと思っていたのですが、2人分の生活用品をすべて動かすのはやはり大変なことでした。

 

ルナパークともお別れ…

 

引っ越しをした理由

オーストラリアでの生活をあと3か月ほど残し、不動産屋さんとの契約が終了しました。3か月だけの契約延長を交渉するか、短期で違う場所に住むかなど考えながら家探しアプリを登録した1時間半後、まるで私たちのためにあるかのようなシェアハウスを見つけました。

住んでいた家の契約が切れる2日前に入居可能で、帰国日ジャストまで滞在できる物件!すぐに内覧の予約をし、ハウスオーナーと私たちの条件もぴったりだったので即契約となりました。

現在海外渡航の規制が緩和されたオーストラリアは、長期の旅行や帰省で家を空ける人が多く、その間の数か月を貸し出す人も多いんだとか。私たちにとってはラッキーなタイミングでした。

 

↓家はここで見つけました。

flatmates.com.au

 

大型家電や家具を処分する

引っ越し日までの間に3回の粗大ごみ処分日があったため、計画を立てて少しずついらないものを処分していきました。(カウンシルによって回収頻度や予約方法が異なります。)引っ越し先は家具家電付きなので、ほとんどのものはいらなくなります。

3年前に購入した生活用品たちは捨てるには惜しいものも多くあり、友人に引き取ってもらったりリサイクルショップに寄付したり、できるだけ無駄にしないよう心がけました。それでもリサイクルするには古い家具や、そもそもリサイクルショップで購入した家電などはアパートの粗大ごみ置き場へ。しかしここがオーストラリアの素敵なところ!置いておくと誰かが持って行ってくれるんです。

ある夜、買った時点で古かったけれどまだ動く冷蔵庫を処分に出しました。30分後に戻ってみると、なんと冷蔵庫がなくなっている!!どなたか冷蔵庫が必要だった方が持っていってくれたみたいです。(タダで拾って売る商売をしている方もいるみたいなんですけどね。)

冷蔵庫は今回の引っ越しのたった一例で、その他にも色んなものをどなたかが引き取ってくれました。誰かのごみは誰かの宝。中古品も有効に使うオーストラリアのもったいない精神が大好きです。

 

↓リサイクルショップVinniesにも食器や服など持っていきました。

hitsuji-cozy.hatenablog.com

 

車がないからフェリーとUberで引っ越しをした

車を所有しておらず、レンタカーを借りても市内の運転がちょっと怖いので、自分たちの手と足を使って荷物を運びました。どちらの家も最寄り交通機関がフェリーという立地なので、おそらく人生最初で最後の船を使った引っ越しです。

 

 

洋服やキッチン・バス用品、掛布団などなど、2日間に分けてフェリー3往復とUber XLで運搬完了。Uberの運転手さんには、もし嫌だったらキャンセルできるように事前に荷物の量を伝え、それでも来てくれたのでチップを多めに渡しました。親切な運転手さん、ありがとう!

新しいおうちはウォーターフロントの都会的なアパートメントです。夜景と満月がすごく綺麗でだったので、初日の夜はバルコニーでシャンパンを飲むというリア充ごっこをして過ごしました。

 

ハウスシェアをするということ

オーストラリアではシェアハウスは一般的ですが、私にとっては初めての経験をしています。別の部屋にメキシコ人の女性が住んでおり、ハウスオーナーが自国に帰省している間その部屋を私たちが借りているという状況です。そしてメキシコから来たハウスメイトのご両親が3か月間シドニーに滞在中で、日中から夕飯までをこのシェアハウスで過ごすようです。

私たちの部屋はお風呂とトイレ付で、キッチンとリビングが共有です。ハウスメイトの女性は仕事で家を空けることが多く、なのにご両親は英語が全く話せないというなんともサバイバルな状況で過ごすことになりました。今のところ私が使える単語は「Gracias」一択です。それでもご両親はとても愛想が良くてコミュニケーションを取りたがり、ある時には私が使っていたタイガーの炊飯器に興味津々でグーグル翻訳がこんなことに。

 

 

そして気づいたことが一つ。グーグル翻訳を使うときには、日本語→スペイン語よりも、英語→スペイン語の方がナチュラルに訳せます。日本語だと主語を省略してしまったり長い文章になってしまったりするので、私が使える超シンプル英語を訳す方が伝わりやすいようなのです。改めて日本語って難しい言語だなと思いました。大学でスペイン語専攻だった夫にとっては、またとない学び直しの機会が来ました。私もママーとパパーと少しでも会話をしたいので、スペイン語を学びます。

こんな異文化交流までできるとは!この先「シェアハウスやだなー」と思うこともあるかもしれませんが、期間限定のこの生活を楽しみたいです。

 

 

3か月後にはオーストラリアから日本への大移動が待っているので、今このタイミングで荷物を減らせて良かったです。電気やガス、Wifiなどの解約、不動産屋さんとのやり取りなども終わらせることができてすっきりしました。残りの3か月は身軽に暮らしたいです。

それにしても新しい街に住むのって本当にウキウキしますね♪