ひつじさんぽ

30代夫婦のシドニー暮らし × 留学・英語 × ワイン

オーストラリアの職場で出会った盛大な褒め言葉とポジティブシンキング

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オーストラリアの職場で受けた盛大な褒め言葉とポジティブシンキングについてのお話です。

日本人が褒め下手なのか、外国人が褒め上手なのか。

「Amazing!」「Awesome!」「Beautiful!」「Fantastic!」

些細な出来事でも飛び交うこのような言葉に戸惑いぎみの私と夫でした。

 

僕が言われた褒め言葉、ぜひブログに書いて欲しい! 

特に印象の強かったパワーワードを書いてみよう!

 

 

 

Legend

正確で素早い仕事ができた時には、

「You’re a legend!!」

なんて言ってもらえます。

伝説になるようなことはしてないんだけどな…

 

One in a million

その人のためになることをしてあげられた時には、

「Oh man, You are one in a million!」

なんて言われ、盛大に感謝してもらえます。

それにしても「100万人に1人」は結構すごい。

 

Superman

困っている所を良いタイミングで助けてあげられた時には、

「You're Superman!」

と、強めのスキンシップと共に褒めてくれます。

あとね、スピーディーに動くと「Ninja!」とも言われるよ。

 

Save my life

緊急度高い場面で助けてあげられた時には、

「Thank you so much! You saved my life!」

と、大袈裟すぎる言葉が聞けます。

きっと日本で言う「一生のお願い」に近い気が…。

 

Dream team

いつもより少しいそがしかった日など、仕事をやり遂げると、

「Well done! We're a dream team!!」

と言い、ハイタッチの嵐です。

あれ?この前も別の「dream team」見たな…

 

字面のキラキラさ×0.6くらいの気持ちで受け取るようにしていますが、 やっぱり言われると嬉しいし、明るい気持ちになるし、その後の仕事にも好影響です。

 

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どうしてこんなに褒め上手なのか

自分の仕事人生を振り返り、こんなに前向きな言葉をポンポンかけたり、ド派手に感謝の気持ちを表したことがあっただろうか…と思い返してみました。

残念ながらありません。悲しいことに、いつも何かに追われ、キツくて辛くてギスギスしていました。

 

まず、オーストラリアは何事においても寛大で、職場内でも日本のような厳格なルール等はあまり設けられていません。(あくまで私達が経験した話です。)そして、接客業・サービス業の場においてもお客様は神様ではなく、私達スタッフに敬意を持って接してくださいます。

  • 快く待ってくれる
  • 無理難題はあまり言わない
  • 目を見て向き合って「Thank you」を言ってくれる
  • 良かった点は具体的な意見とチップという形で表してくれる

お客様が優しいから~とそれに甘んじて怠惰な行動は決してしませんが、上記のようなことが日常的で、働く方もストレスなく気持ちよく働けるのです。(もちろん例外的なゲストもいます。)

心の余裕から、前向きな気持ち・言葉・行動につながり、スタッフ同士も褒めあう環境が生まれ、お客様への心のこもった良いサービスにつながる…自然な好循環が生まれているようです。なんとかこのマインドを日本にも持ち帰りたい。

 

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ポジティブな声掛けの影響力

職場以外でも素敵な場面に出くわし、ささやかな幸せを感じました。

ある日バスに乗ると、運転手さんが乗客が降りるごとに「Hey guys! Have a good day!」と運転席から声かけ、皆それぞれに挨拶を返しているんです。いかつい見た目のお兄さんも、露出高めのティーンも、性別も国籍も関係なくみんなが笑顔で「Thanks!」「Cheers!」と。

10回に1回くらいはこのような状況に遭遇し、その度にポジティブの伝染力に驚いています。逆に停車ボタン押したのに止まってくれなかったから声をかけたら暴言吐かれた時は、自分は悪くないのに嫌な気分をかなり引きずりました。

人に感じ良く接するだけで上がる幸せ度。すぐできるしタダなのに、褒め言葉や挨拶って超お得!だと思いませんか?

昔は「ポジティブなんて偽善」とやさぐれていたこともありましたが、オーストラリアに暮らして、日々の小さなポジティブ行動に接することで幸せの沸点が確実に低くなりました。

オーストラリアが教えてくれたポジティブの好循環は、日本に帰っても忘れたくない大切なマインドの一つです。

 

お読みいただきありがとうございます。