ひつじさんぽ

30代夫婦のシドニー暮らし × 留学・英語 × ワイン

美容室に行くのが億劫で髪の毛を自分で切った

ロックダウン解除から一か月経過したシドニー。ロックダウン中約4か月もクローズしていた美容室は未だに大忙しのようで、日系のお店は予約がなかなか取れません。9か月間放置した私の髪は伸び放題。いっそ1000円カット(こちらだと15~20ドル)に行ってみようかと考えつつ、思い立って自分で切ってみました。

この記事は、「セルフヘアカットのやり方」ではなく「自分で髪の毛切ってみたらだいたい大丈夫だった」というゆるいお話です。

 

そもそも美容室が苦手だった

日本では、夫の友達の美容師さんが私の髪を切ってくれていました。2、3か月に一回、ボブ~ショートスタイルに。何度も彼の練習台になったし、髪のクセなど全て把握してもらっているので、完全におまかせしていました。

なのでシドニーに来て知らない人に髪を切ってもらうことに、結構緊張していました。いつも「長さはあまり変えなくて良いので、毛先とボリュームを整えてください」という無難なオーダー。

そして初対面の美容師さんとの会話が本当に苦手です。これまでに行った日系の美容室では、気を遣ってお話してくださるのが申し訳ないくらい話が弾まず、居心地が悪く感じてしまいました。これは美容師さんのせいではなく、100%私のコミュ障のせいです。

こんなこともあり気が重いなぁと思いつつ伸ばしっぱなしの髪の毛も相当重たいので、2軒ほどお店に電話をしてみましたが忙しいのか繋がりません。そのまま女性のセルフヘアカットのやり方を調べてみたら、たくさんの参考になりそうな記事が見つかりました。今どきは、どなたかが作ってくださったブログかYouTubeで悩みはほとんど解決しますね。

 

⇩ロックダウン中には夫の髪を切ったんです。

hitsuji-cozy.hatenablog.com

 

さぁ、やってみよう!セルフヘアカット!

いくつかのブログやYouTubeを見てみると、女性の髪はヘアゴムで結んでから切るというやり方が一般的でした。スーパーロングの方は、貞子みたいに髪を前に下ろし、おでこ上で一つに結んだ毛束を切っていくという方法をよく見かけました。自分で切るのだから、切る髪を前に持ってくれば切りやすいということです。

セミロングの私が試してみると襟足の長さが足りず、一まとめにはなりませんでした。なので、さらにボブやセミロングなどの切り方を検索しながら自分で考えて(=自己流)、下のイラストのように3つにブロッキングすることにしました。

 

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出来る限りきれいに均等にブロッキングして左右同じ位置で結び、同じ分だけ切れば左右対称になるはずと自分なりに解釈し、カットを進めて行きました。ハサミは夫のヘアカット時に激安で買ったバリカンについてきたものと、ダイソーのすきバサミ。ヘアゴムが足りなかったのでネギを束ねてあった輪ゴムも使いました。

新聞紙をバスルームの床に3枚、洗面ボールに1枚敷き、その上に落としていくことにしました。美容師さんの見よう見まねで縦にハサミを入れてみたりしながら、毛先を3㎝ほどカット。すきバサミも少しだけ使いました。Before/Afterはこんな感じです。(Beforeは長めのボブから伸ばしっぱなした髪。前髪なしスタイル。)

 

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あまり変わっていないようにも見えますが、切った毛は一握り分くらいあり、シャンプー時の触り心地も軽くなっていました。女性のセルフヘアカットなんて、人によっては「アウト!」でしょうけれど、私は「わりと大丈夫じゃん」という感じです。

日本でもおしゃれはほどほどな生活でしたが、シドニーに来てから人目を気にすることが減り、より一層ズボラになってしまいました。持ってきた洋服や靴は着きれずにリサイクルショップへ行き、化粧ポーチのアイテムは一点ずつ減り、ついには美容室へ行くことまでやめてしまった…。シドニーにいる間は、きっとまた自分で切ると思います。

 

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