買いだめした日本のファンデーションリフィルがなくなったのをきっかけに、肌に優しくクレンジング不要だと言われるミネラルファンデーションに変えました。そして偶然知った「手ぬぐい洗顔」が素晴らしく良かったので、2021年秋冬のスキンケア覚書として記録したいと思います。
ファンデーションやクレンジングを変え、手ぬぐい洗顔を知った経緯
お風呂場のレスプラスチック・レスウェイスト計画の一環で、クレンジングを色々試すこと数か月。The Body Shopの缶入りクレンジングバームやLUSHのソリッドクレンジングを経て、直近は保湿にも使うホホバオイルでクルクルしてティッシュでオフする方法を取り入れていました。
そもそもクレンジングをやめられたらゴミは減るし楽だしいいなと思い、ファンデーション買い替えのタイミングで石鹸で落ちるミネラルファンデーションに変更。クレンジングはせずに石鹸のみで洗顔してみると、全く問題がないことが分かりました。
とはいえ、私はメイクアイテムも相当減らしています。シドニーで暮らし始めて最初の頃はフルメイクをしていましたが、今はこんな感じです。
- メイク落とし不要なミネラルファンデーション
- 化粧下地をやめ、洗顔後はWELEDAのスキンフードライトのみ
- アイシャドウはミネラルの単色のみ
- マスカラとアイライナーはやめました
- 口紅は元から苦手でつけません
- チークとアイブローは変更なし
現在所持している化粧品は下の写真にある5アイテム。メイク時間5～10分のかなりライトなお化粧なので、クレンジングなしでも上手くいっているのかもしれません。
そしてもう一つやめたものが、お風呂の身体洗い用ナイロンタオルです。ボロになったので買い替えようと思ったのですが、ナイロン等のタオルはマイクロプラスチックの原因になることを知り、家にあった手ぬぐいを使ってみることにしました。（参考：衣服の洗濯から発生して下水をすり抜けるマイクロプラスチックの問題 | プラなし生活）
そしたらその手ぬぐいが大変使い心地が良かったのです。優しい肌触りなのにすっきり洗えて、すすぎも楽ですぐ乾いて最高。ある日、何の気なしに手ぬぐいで顔を洗ってみたら、お風呂上りに顔がつるっつるになっていました。
もしやと思い「手ぬぐい 洗顔」などと調べたら、牛乳石鹸が手ぬぐい洗顔をおすすめしているウェブサイトを発見しました。
昔から日本人が使い続けてきた手ぬぐいは、使うほどに柔らかく手触りが良くなっていく丈夫な布です。肌触りが良いうえに、繊維が細かく、垢を落としやすいため、洗顔や身体を洗うのに適していると言われています。そのため、毛穴の汚れや余分な角質が落ち、ツルツルお肌になれるのです。
それからすっかり手ぬぐい洗顔にはまっています。ただ、肌の弱い人には向かないとか、刺激が強すぎるという意見もある様子。どんな美容法にも賛否はあるので、優しく拭う事と洗いすぎないことに注意して続けてみたいと思っています。
手ぬぐいは無地の白色のものが良いそうです。私はなぜ家にあったのか分からない、白地に墨絵の龍が描かれた可愛げ0％の手ぬぐいを愛用中で、顔を拭う時は白い部分を使うようにしています。
⇩かわいい洗顔用の手ぬぐいもあるんですね！
⇩「手ぬぐい美容」という本も出ていました。
スキンケアをシンプルにすればするほど肌の調子が良い気がする
私の場合ですが、クレンジングをやめたあたりから肌の乾燥がかなり改善されたように思います。今は、朝も夜も石鹸洗顔後にWELEDAのスキンフード ライトのみ、という2ステップでとても調子が良いです。
⇩今までは普通のスキンフードを顔にも使っていました。初めて使ってみたライトは伸びが良く、べたつきもないのにしっかり保湿され、化粧下地にも良いです。かなり気に入っています。
また、ミネラルファンデーションの軽い付け心地も私には合っています。カバー力や化粧持ち重視の人には向きませんが、ナチュラルさや肌への優しさを考える人にはおすすめです。
日本では、オンリーミネラル
やエトヴォス
のミネラルファンデーションを一通り使いました。シドニーでは、メイクアイテムのセレクトショップMECCAでベアミネラルが購入できます。色合わせもしてくれるので安心です。
いよいよ本格的になってくるシミとかシワ対策は、高い化粧品には敵わないのかもしれません。実際AESOPの高級化粧品を使った時はそれはそれでとても良かったです。
でも私はシミもシワもある程度は受け入れて、心地良くそして簡単に暮らしたいと思っているので、クレンジングをしない今のシンプルなスキンケアにとっても満足しています。
古き良き日本の伝統「手ぬぐい」の素晴らしさに感動しました！
⇩「岡生地」は手ぬぐいの布の種類。糸が細くなめらかなので洗顔にも向いているのだそうです。
