シドニーでは週末、様々な地域でマーケットを開催しています。それぞれのマーケットに特色があって、ふらりと行ってみると思わぬ発見があったりします。
今回はかねてから行きたいと思っていたシドニーヴィーガンマーケットにお出かけしました。
Sydney Vegan Market
月に一度、第3日曜日の9時~16時の開催です。
タウンホール駅からライトレールで15分ほど、ムーアパークのEQ(The Entertainment Quarter)が会場です。
ヴィーガンマーケットなので、出店はもちろん全てヴィーガンフレンドリー。フードの他に、エコグッズやアクセサリー等を販売しているお店もあります。
私自身はヴィーガンでなくお肉もお魚も何でも食べますが、シドニーで仲良くしているお友達が昨年からヴィーガンになったことや、肉食が地球温暖化の一つの原因になっているという話を聞き菜食主義に興味がありました。
ヴィーガンマーケットで食べた美味しいごはん
コロナ以降はじめての人混みを練り歩きながら、美味しそうなごはんをいくつか見つけ青空の下いただきました。
COMECOの米粉ドーナッツとヴィーガン寿司
ヴィーガンかつグルテンフリーであるComeco Foodsの米粉ドーナッツとヴィーガン寿司。実際の店舗はおしゃれな街ニュータウンにあります。お店の前には行列ができ、マーケット内でも人気のお店でした。
米粉で作ったというドーナッツはもっちもち。抹茶のクリームもとても美味しくてペロリでした。お寿司はナスを使ったピリ辛のお味で、おむすび感覚でいただきました。
The 3 Amigosのパエリア
あちらこちらでパエリアを食べている人を見つけ、気になって探し出しました。大鍋で豪快にパエリアを作り、お店の前ではギター片手に陽気に歌う楽しいお店。本当にお野菜だけ!?と思うほど味わい深いパエリアです。
こちらは金額を自分で決めるユニークな支払い方法です。支払い時に「How much would you like to pay?」と言われて「えええ~」となったのですが、レジ横に金額設定の案内がありました。
- 5ドル…材料費がまかなえます
- 10ドル…材料費とランニングコストがまかなえます
そしてそれ以上はあなたの気持ち、というような感じです。私たちは「暑い中ごくろうさまです」の気持ちも込めて15ドルをお支払い。ボリュームたっぷりの美味しいヴィーガンパエリアごちそうさまでした。
目を引く黄色いお店、底抜けに明るい店員さんにつられ、調子に乗ってつたないスペイン語でオーダーしましたが、「Oh!! ニホンジンデスカ~、ゲンキデスカ~、アナタカワイイネ~」と返り討ちにあった苦笑いの思い出もあるお店です。
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食後にはカプチーノを。もちろん牛乳はなく、ソイミルクかアーモンドミルクのチョイスでした。
ヴィーガニストはエコに取り組む方も多く、マイカトラリーやタッパーを持ってマーケットで買い物をするそうです。また、マーケット内のゴミ箱はコンポストできるかできないかで分けられ、ほとんどのお店が紙製の容器を使い、ドリンク等の容器は生分解性プラスチックでした。
私もマイカップやカトラリーを持って行きましたが、次回は容器も持って行こうと思います。お店によってはマイ容器で割引も受けられます。
ヴィーガンであってもそうでなくても楽しめるマーケット。プラントベースでもこんなに美味しくバラエティ豊かなんだと感動しました。私はやっぱりまだまだお肉もいただきたいけれど、ヴィーガンを生活スタイルの一つとして楽しむたくさんの人を見て視野が広がった感じがします。(実は今まで少し偏向的なイメージがありました。)
また遊びに行きたいです!
せっかくなのでその日の夜ごはんはお野菜食にしてみたよ!