一進一退の私の英語学習ですが、好きなことを英語で学ぶ楽しさを見つけています。
私はワインが大好きでこのブログでも完全自己満足なワイン日記を執筆中。オーストラリアで飲むワインは日本に輸出されていないことも多く、調べても英語のページしか出てこないことがよくあります。もちろん翻訳にかければ一発ですが、少しずつ読むことが苦でなくなってきたため勉強もかねてゆっくり読むようになりました。
そんな私の「ワイン×英語」の勉強に楽しみを添えてくれた「ワイン・フォリー」の素敵な本やYou Tubeを紹介したいと思います。
- ワインの基礎的な知識がありさらに英語で学んでみたい人
- 英語が得意でワインをイチから学んでみたい人
におすすめです。
英語ができてワインの知識もある人は、もっと専門的な洋書を読めちゃうはず。
Wine Follyって”ワインおたく”みたいな意味かな!
ワイン・フォリーとの出会い
オーストラリアに来て数か月後、仕事を始めるため面接にいきました。
履歴書にワインの資格を保持していると書いてしまったので、色々聞かれだろうと覚悟はしたのですが、ワインにすごく詳しかった面接官は様々な質問を投げかけてきて冷や汗。
それにどうにか答えられてしまった私は入社後「ワインのこと知ってる人」扱いをされてしまうのです。しかし肝心の英語が上手でないのでひどく焦りました。
少しばかりの知識はあっても、それを英語で伝える術がない私が本屋さんで選んだ本がこのWine Folly The Master Guideだったのです。
⇩日本で入手できる英語版はこちら。(私の持っているのは一つ古いのかな…エンジ色の表紙。)
ワイン・フォリー マスターガイドの良いところ
この本は、図鑑のようなイメージです。
醸造や栽培について深掘りしているというよりは、ワインを知るための基礎的なことがたくさんのイラストと共にきっちりみっちり書かれています。そしてもちろん、全部英語。もっと深掘りした専門用語だらけの専門書だったら、私の英語力ではまだ読めないと思います。
でもこの図鑑的な本は、単語の使い方を知ったり表現の仕方を学んだりするのにとても役立っています。また地図のイラストが見やすくてとても気に入っていて、オーストラリアのページは何度も開きました。
この本の著者マデリン・パケットさんは、複数のレストランでのソムリエ勤務を経て、2011年にパートナーであるジャスティン・ハマックさんとウェブサイト「Wine Folly」を立ち上げました。
なんと元はミュージシャン兼グラフィックデザイナーと多彩な方で、その経験を生かしてワインを分かりやすく伝える活動をしています。
You Tubeチャンネルが勉強になる!
ワイン・フォリーのYou Tubeチャンネルがまた秀逸。
本やウェブサイトをベースに動画の作成をされていて、お店からワインを選ぶ方法といった基礎的なものから、同ブドウ品種で産地違いの飲み比べなど、初級者~上級者まで楽しめるコンテンツです。
マデリン・パケットさんの英語は比較的聞きやすく、自動生成の字幕をつければ心が折れることがありません。そしてポジティブで情熱的なティスティングコメントは真似したくなるほどカッコイイ!どの動画も10分以内なので、隙間時間に何度も見て楽しんでいます。
お気に入りはこの動画。
Cabernet vs Merlot - Stumped?!
プロでもカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローの飲み比べは困難だよ、というほっこり安心感も得られる回です。
Twitterも面白い!
Tell me about your favorite Chardonnay.
— Wine Folly (@WineFolly) 2020年12月8日
マデリンさんがフォロワーに向けて、
「あなたの好きなシャルドネは?」
「ワインにハマったきっかけを教えて!」
などの質問を投げかけるのですが、たまに大喜利みたいな答えがあって面白いです。
先日は「ソムリエがワインの知識以外に必要なスキルは?」の問いに「ワインの染み抜きができること。」と答えている人がいて笑いました。
世界のワインラバー達はどんなワインが好きなのか垣間見れるのも興味深いです。
このような感じで私はワイン・フォリーの本、ウェブサイト、YouTube、Twitterなどを用いて楽しく「英語×ワイン」に触れあっています。
ワイン好きな方、英語を勉強中の方、ぜひ見てみてください!
⇩本は日本語版もあります
⇩やっぱり英語版がおすすめ