オーストラリア生活で頻繁に恋しくなるもののひとつ、お好み焼き。
日本にいる時よりも高頻度で「あぁ、おこのみやき~」となっています。なんというか、ソース味を欲するんですよね。
そんなお好み焼きを前提に探しに行ったワインについて書きました。
お好み焼きに合わせたいワイン
我が家は現在11月のワイン旅で買ったワインがまだ豊富にあるのですが、おこのみソース味に耐えられるような(そしてなんでもない平日にキッチンドランカーになれるような手頃な)ワインがなかったので、キャベツ買いに行くついでにワインも見に行きました。
行き先はもちろんALDI。最高のコスパワインが手に入るお気に入りの酒売場です。
お好みソースに合わせるには、濃さとある程度の甘さをワインにも求めなければいけません。白ワインだと酸味ばかり引き立ってしまいそうだし、エレガントなピノ・ノワールもちょっと心細いです。やっぱり狙うはアルコール度数高めで果実味に重きが置かれたメルローあたり?
でもこってり甘すぎるのは飲みたくないしなぁなどとレジ前のワイン棚の前をウロウロしていると、綺麗な顔をしたお姉さんが見事なFワードを吐き捨てながらワインをピックしてレジに向かいました。きっとお気に入りのALDIワインがなくなっちゃって悲しかったんだな、その気持ち分かります。
私はそこで悩むこと3分、決めたのは新顔のシラーズ、12.99ドルです。ALDIワインの価格帯では中の上くらい。日本円で1000円に収まります。
Tudor Shiraz Central Victoria 2018を飲みました
いい塩梅のワインでありますようにと願いながら、帰宅してすぐ開けました。
正解!
シラーズらしいペッパー具合、お好みソースに寄り添う適度なコク、とりあえずワインだけ飲んでいても美味しい果実感。キャベツを刻みながらちびちびとグラス一杯を飲み干し、残りは食卓にて。
少し単調な味と言えばそうかもしれないけれど、ざっくり作る家庭のお好み焼きにはぴったりだったと思います。
甘くスパイシーなお好みソースとオーストラリアの濃いめのシラーズの組み合わせ、おすすめです。
ワインについて色々調べてみましたが、そもそもALDIで販売されているワインはオリジナル品のため、ALDI公式ウェブサイトのほんの少しの情報しかありませんでした。
もっといろんな情報が知れたら面白いのになぁと思いつつも、ALDIワインの醍醐味は私の周りのワインラバー(だけど毎度高級ワインばかり飲めないので安くて美味しいワインを探すプロ)たちとの口コミ交換だと思っています。
「今季のあのスパークリングなかなかウマい!」とか「あのピノ・ノワール値段の割にイケてる!」などなど、何度有力情報をいただいたことでしょうか。そんなワイン飲みたちにも、このシラーズは自信を持っておすすめしたいです。
オーソドックスなお好み焼きに合わせるならば、ジンファンデル(プリミティーボ)とかパッシメント(干しブドウワイン)なんかも良さそう!
お読みいただきありがとうございます。