家のすぐ近くに、とてもおしゃれなワインショップがあります。このワインショップを見つけて、ここに引っ越して来てよかったと思えるくらい素敵です。その軒先から見えて気になっていたワインがこちらです。
Unico Zelo Taboo Merlot Adelaide Hills 2017
産地 | 南オーストラリア州 アデレードヒルズ |
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品種 | メルロー |
生産年 | 2017 |
タイプ | 濃厚で力強い |
価格 | 20AUD(定価40AUD) |
ブルーベリーやプラムの果実の香りと共に、土の香りがしました。最初の一口は豊かな果実味とたっぷりとしたアルコール感、その後から穏やかな酸とフワッと落ち葉のような香りを感じます。なんというか、少し冷たくクールな印象で、秋の森の中のような。
味わいのタイプは「濃厚で力強い」としましたが、よく出会うオーストラリアの濃厚メルローとは全くの別物で、その力強さは果実味からではなくワインそのものの複雑で個性的な香りからきているようでした。
ラベルに3つのキーワードを見つけました。
- TENSIONED...緊張した
- REFINED…洗練された
- BROODING…思慮深い
たしかに納得です。
Unico Zelo ウニコゼロ について
[生産者HP]Unico Zelo
ウニコゼロは、南オーストラリア州のアデレードヒルズでご夫婦が始めた小さなワイナリー。ナチュラルワインの生産者として有名で、オーストラリアの様々なワインショップで見かけます。
ウニコゼロに訪問されたこちらの記事を興味深く読ませていただきました。
ナチュラルワインとは?
以下はナチュラルワインの私の理解です。
ナチュラルワインは、自然派ワインとも呼ばれます。化学物質を使用せず、自然に寄り添い伝統的製法で作られたワインのことを言いますが、生産者によってやり方も違い明確な規定はないようです。
またよく比較される「オーガニックワイン」は、オーガニック認定を受けた畑から取れたブドウで作られ、添加物も少量に抑えられ、認証機関に認められたワインのことを言います。
個人的には「ナチュラルワインだからおいしい」という考え方ではワインを選んでいません。でも、今まで飲んだことのない味わいや、ブドウ品種×産地のユニークな組み合わせに出会えるのは、ナチュラルワインならではかなと思い楽しんでいます。
このウニコゼロはいろんな種類を飲んでみたいと張り切っています。
⇩日本で購入できるウニコゼロのワイン