前から取り入れたいと思っていた、プラスチック包装なしで再生紙利用のトイレットペーパーを試してみました。
who gives a crap
こちらはオンラインで販売されているトイレットペーパーです。48ロールが一つずつカラフルな紙に巻かれ、段ボールに入って届きます。
日用消耗品なので大切な価格のことからいきたいと思います。who gives a crapは48ロールで52ドル。
最初は高く感じたのですが、オーストラリアのトイレットペーパーはロールの個数よりも、巻きの長さ＝1ロールあたり何シート巻かれているかで見ることが大事だと今回気づきました。ほとんどのパッケージには、約10㎝×10㎝のシートが1ロールに何枚分と表記されています。
通販サイトで調べてみると、私が直近まで使っていたメーカーのトイレットペーパーは、1ロールあたりのシート数が140～180枚です。対してwho gives a crapは1ロールあたり380枚で3枚重ね。2倍巻き以上と言う事になります。
who gives a crapと比較になりそうな商品を探してみると、だいたい同じ条件の品が見つかりました。某有名メーカーのトイレットペーパーは、2倍巻き（1ロールあたり360枚）3枚重ねが20ロールで20.5ドルでした。
1ロールあたり、100シートあたりの値段にしてみると、
- 市販品…1.03ドル / 1ロール、0.29ドル / 100シート
- who gives a crap…1.08ドル / 1ロール、0.28ドル / 100シート
特価時には敵わないと思いますが、割高なわけではありません。それに30ドル以上ならばオーストラリア内ほとんどの場所が送料無料。（我が家は車がないので、トイレットペーパーの買い物から解放されたことも嬉しいです。）
その他、who gives a crapの素敵ポイントは、
- 再生紙利用にしては柔らかめの紙質
- 収益の50％を発展途上国のトイレの建設と衛生状態の改善に寄付している
というところです。再生紙は学校やオフィスビルから集められ、使用済みのトイレットペーパーを再利用しているわけじゃないよ！というジョーク（?）も。
一つ疑問に思っていたのが、1ロールずつ紙に包まれて過剰包装ぎみに見える点。これに関しても同じことを思っている人が多くいたようで、丁寧に説明がされていました。
衛生面を考えてロールを包む必要があり、6つのロールを一緒に包むこともできるけれど、それにはもっと厚い紙を使わなければならないそうです。6ロールを一気に頑丈な紙で包む紙の量と、6ロールを個別に包む薄い紙の量は実質同じとのこと。（詳しくはこちら⇒Why are our rolls individually wrapped? — Talking Crap）
無包装で段ボールに入ったペーパーも探してみましたが、オーストラリアでは見つかりませんでした。なので今のところは良い選択かなと思っています。ストック棚もなんだか可愛くなっていますし。
紙のふかふか具合に関しては、再生紙ではない市販品の3枚重ねにはやはり敵いません。でもお尻を拭いた瞬間に捨てるものだから、ある程度の柔らかさで十分！と思うようになりました。
Safe Recycled Toilet Paper
who gives a crapの到着を待っている間に使ってみたトイレットペーパーです。1ロール400シートの再生紙2枚重ね、6ロールで7ドル位でした。6ロールが一気に、簡易な紙に包まれているシンプルさがとても良かったです。
2枚重ねですが結構薄いので、多く使いがちです。また、購入できるお店も限られているようで、見つけたお店でもあったりなかったり少し不安定。
少ないロール数から購入できるプラフリーのトイレットペーパーということで覚えておこうと思います。
日本帰国後はこちらを使っています。芯なしシングル、3倍長持ち、包装紙が流せる！
