6月末からロックダウン中のシドニーです。規制は徐々に厳しくなり、現在は通勤や通院等を除く行動が自宅から半径5km圏内に制限されています。
レストランはテイクアウトのみ、その他のサービスも不要不急なものはクローズ。なんと美容院まで閉まっているので、さすがに限界を迎えた夫の髪を私がカットしました。
男性のヘアカットは必要不可欠だと思うのですが、わりとみんな納得してDIYしているみたいです。道行く男性の髪の毛が気になって仕方ない今日この頃でした。
自宅セルフヘアカットの準備
まずはバリカンです。家電屋さんや薬局のウェブサイトを調べると、10ドル代から100ドルを超えるものまでありました。今後何度使うか分からないので、最安だった17ドルのバリカンを注文。
こういったお店は今、オンライン注文後に店頭で受け取れるClick & Collectというシステムでお買い物ができます。
バリカンはアタッチメント、コーム、ケープやハサミもついてくる安心セット。それと、ダイソーですきバサミを購入しました。20ドル以内で準備完了です。
バリカンは英語でhair clipperと言います。
そして私は何本かのYouTube動画を見て研究。セルフカットはツーブロックにするのがリスクが少ないそうなので、これを目指すことにしました。
襟足と耳周りを刈って、頭頂部はすきバサミで。何より大切なのは、バリカンを使う部分と使わない部分をしっかりとブロッキングすることだと、何名かの美容師ユーチューバーさんが言っていました。分かりやすい動画の数々、本当に助かりました。
イメトレは完璧。いざ、カット開始！
ビフォーはこちら。もっさもさです。
3ヵ月分伸びたとは言え、YouTubeのようにピンやゴムでブロッキングできるほど長くなかったので、私の洗顔用ヘアバンドを使い、残す部分の髪をヘアバンドの中に入れました。
耳周りを左右だいたい同じように剃ったあと、襟足を。ビビりなので16mmのアタッチメントから始めました。
バリカンのあとは、すきバサミで残った部分のボリュームを減らしていきます。YouTubeのように順序立ててできなくて、感覚でザクザク切りました。やはり怖くて剃る部分があまり短くできず、中途半端に伸びちゃったツーブロックみたいな髪型に。
それでもかなりスッキリしたのでまぁ良いでしょう。ワックスやジェルをつけるとそれなりにまとまるそうです。
なかなか楽しかったけれど、もう一回セルフカットをしたらさすがに事故が起きます。時々ちらりとカッパ感が出てしまう夫の頭を早く美容師さんに整えてもらえるよう、来月にはロックダウンが解除になることを願います。
これもまたシドニー生活の思い出の一つ、ということにしましょうか。
