ひつじさんぽ

30代夫婦のシドニー暮らし × 留学・英語 × ワイン

海外在住者のホームシック 私はこうして対処してます

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海外在住の方はきっとどなたでも陥ることのあるホームシック。私は基本いつもホームシック、ひどい症状は3か月に一度くらいの周期で表れます。

最初はクヨクヨしている自分が本当に嫌だったのですが、最近は全部受け入れて仕方ないと思っています。好きでこの生活を選んだのだから嫌なら止めればいいじゃん!というのは重々承知の上で、私の対処法を書いてみました。

 

ホームシックを感じるのはこんな時

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ひとりぼっちだとふと感じた時

この瞬間は突然やってきます。買い物中のスーパーだったり、仕事の帰り道だったり、寝る前の布団の中だったり。

もちろん夫は一緒に暮らしていますが、もし夫がいなくなったら私はこの国で暮らしていけないんじゃないかと思うと、遠距離結婚でも日本で一人強く楽しく生きていた頃の自分が懐かしくなったりします。

 

仕事や生活がうまくいかない時

英語ができない。ちゃんと喋れない。私なんか迷惑だ。

このスパイラルに陥ると、途端に日本に帰りたくなります。だったらたくさん勉強しよう!と立ち直れる時とそうでない時の差が激しいです。

 

日本から誰かが来てくれた後

渡豪して4か月経った頃、同時期に日本から3組の訪問がありました。母とそのお友達ペア、大学時代の親友とそのお母さんペア、前職の先輩。

その頃私はちょうど仕事がスタートし、少しストレスを感じていました。本当に心から楽しく幸せなひとときでしたが、みんなが持ってきてくれたたくさんの日本食やお土産を目の前に、その後の喪失感がとんでもなく大きくつらい数日間を過ごしました。

特に母が帰る時が一番寂しかったです。ツアーだったので空港までは行かずホテルでバスを見送ってさよならしたのですが、バスが出発した瞬間泣き出して止まらなくなり、夫をかなり心配させました。

誰かが遊びに来てくれるのはとても嬉しいですが、その後の寂しさを思うとつらくなってしまいます。

 

一人でできる私なりのホームシック対処法

餡子のお菓子を食べる

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日本で買うより割高ですが、私は羊羹や餡子の缶詰を常備しています。自分へのご褒美であり、それを食べれば元気が出るというおまじないのようなものです。餡子の他には、味噌汁・梅干し・佃煮も元気の素。

 

お風呂に浸かる 

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熱いお湯をはってお風呂に肩まで浸かると心がほぐれていくのを実感します。

夫は留学中の一時帰国の際、家に着くとまずすることはバスタブにお湯を溜めてお風呂に入ることでした。それだけお風呂の力を分かっているので、部屋選びの時は「バスタブ付き」の条件を決して譲りませんでした。

 

寒さを感じると寂しさが倍増してしまうので、身体を温めることは大事なことだと思っています。

 

 

魔女の宅急便を見る

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修行のため親元を離れ奮闘するキキ14歳に、35歳の自分を重ね合わせるのは痛々しいのは承知してます。でも、子どもの頃に見ていた時とは違ういろんな気持ちが溢れてきて大泣きしました。少しお休みしようかな、ゆっくりでもいいかな、と心に余裕ができる大好きな映画です。

英語版で見るとまた勉強になるのでしょうけれど、英語版だと主題歌が「ルージュの伝言」でないのが嫌で日本語版で見ちゃいます。Netflixで配信中です。

 

無印良品に行く

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大好きな無印良品シドニーにあって本当に良かったです。用がなくてもいつも立ち寄り元気をもらい、黒豆茶かとうもろこし茶を買います。

日本食レストランなどで働く日本人の方は気が強くて恐い感じの方も多いのですが(個人の主観です。ごめんなさい。)、無印良品の店員さんは日本人の方もそうでない方もみなさんがすごく優しくて親切です。

そんな柔らかな雰囲気と、無駄のないデザイン、実用的なアイテムなど見て回るのが私にとっては楽しく癒される瞬間です。

 

日本語の本を読む

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本の世界は自分の想像力を自由にし現実逃避ができる一番の場所だと思っています。日常に疲れて何もしないと決めた日は、ベッドサイドにチョコレートなどを用意し、本を持って布団にもぐり込みます。気が済むまで想像の旅をすると、悩んでいたことがどうでも良くなっていることも多いです。

持ってきた初期の楽天Koboが壊れてしまったので、Kindleを買いました。

 

hitsuji-cozy.hatenablog.com

 

うまいこと自分を甘やかしながら、明るく過ごしていきたいと思う次第です。

 

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